免疫機能は年齢によって異なる

~老化と免疫~
一般に人間は老化すると、免疫系、神経系、内分泌系などの働きが低下します。 つまり、老化によって免疫系に異常が認められるようになります。 具体的症状としては、リンパ組織、リンパ組織の形質細胞の増加、皮膚の変化と白髪化、自己抗体の上昇、細胞性免疫の変化などが挙げられます。また、ガンの発生率が高まることも、免疫機能の低下と関連して考えられています。 また、老齢マウスと弱齢マウスでストレスをかけた場合、どちらが耐性が強いかを見分けることができます。
この研究からも、年をとると免疫系の働きが低下し、病原菌による感染率が高くなるのです。
きのこと免疫力
日本は世界の中でも大変な長寿国ですが、そうした中でも、ガンなどの生活習慣病といわれる人が増えています。
このような生活習慣病と、普段の食事が深い関係にある事は、ご承知の通りです。
現代に生きる私たちは普段の生活から健康を見直して、自分の健康は自分で守らなければならない状況になりつつあります。
そうした手段のひとつとして、食生活にぜひ取り入れて頂きたい食品がきのこです。
きのこの主成分は多糖体のβ‐グルカンや糖タンパクなどですが、これらが免疫細胞であるマクロファージを刺激して、T細胞の活性を高め、私たちの免疫力を強化してくれるのです。
免疫力が落ちると活性酸素がたまり、活性酸素がたまると免疫力が落ちるという悪循環に陥りますが、きのこの成分は、強い抗酸化作用で、この活性酸素を除去してしまうのです。
機能性きのこ情報
食物を食べることを通して、体質改善や健康維持、疾病予防を行おうとする医食同源(薬食道元)の思想をさかのぼると、 今から約三千年も前の古書に、当時の医に関する職が、食医(食事療法)、疾医(内科医)、傷医(外科医)、獣医(軍馬、牛などの治療)の四段階に分かれており、 中国の伝統医学は薬で病気を治すのではなく食により病気を防ぐ、いわば予防医学を特徴として食が重要視されていたことが伺えます。 その中で、きのこ類は古くから漢方薬や民間薬としても使われてきたことからも、 疾病の予防や改善に効果が期待される食品の一つとして注目されています。
鹿角霊芝
鹿角霊芝とは、薬用きのこである霊芝(マンネンタケ科マンネンタケ属)の変異体で、
自然界では数万本に一本しか発生しないためきわめて貴重なキノコです。
まるで、鹿の角のような特異な姿をしていることから「鹿角霊芝」と呼ばれています。
最近の研究で、キノコ類は生活習慣病に有効であるとする医学的報告が多く発表されて、それらに共通する有効成分として、
ベータグルカン類を中心とする多糖類が非常に多く含まれていることがわかりました。
その中でも、ベータグルカン量が最も多いのが鹿角霊芝です。
山伏茸
若いヤマブシタケほど色が白く、成長が進むにつれ薄いベージュ色になっていきます。
中国ではその形が、手長猿の頭に似ていることから「猴頭」(ホウトウ、あるいはホウトウクウ)と呼ばれています。
日本ではその形が、山伏の結袈裟についた丸い飾りに似にていることから、「ヤマブシタケ」と命名、現在この名で広く知られています。
中華料理では四大山海の珍味の一つとして珍重される高級食材です(ちなみに他はフカヒレ、ナマコ、熊の手)。
若いヤマブシタケほど食感に優れているといわれています。
ヤマブシタケには、「ヘリセノン」という物質が含まれています。 この物質が脳に取り込まれると、脳の神経細胞(ニューロン)の働きが活発になります。
つまり、ヤマブシタケを食べると、脳が活性化されるのです。
冬虫夏草
冬虫夏草は、現在、昆虫などから生ずるキノコを総称しています。
養分を昆虫(宿主)などから得て寄生生活をし、とりついた昆虫などの体内で、菌糸の固まりである菌核をかたちづくり、
やがて虫の体を突き破って、キノコ(子実体)を生じます。
冬虫夏草は十数種類のアミノ酸、カルシュウム、鉄、亜鉛、マンガン等の微量栄養素が15種類発見されています。
この中には制ガン作用が注目されているベータグルカン、エルゴステロール・パーオキサイト、コルディセプス酸、
コルディセピンなどが含有されています。







